Peace dish


私たちレストランは人生のほんの余興。身近に自然災害や戦争も無く、

社会も安定し経済が豊かな状態で初めて、美味しい料理を食べようと思えるのです。


ですので私たちは平和について深く考え、日々の平和に感謝し、平和な世界を作る生き方を

自らが実践しながら次世代に継承していくことが大切なのではないでしょうか。


しかしながら現代世界料理の主流はそれに反し、自己主張の強い個性的なレストランです。

国固有の郷土色は薄れ、食材は世界中から良質な食材を大量のエネルギーを使って買い漁る。

それら自分本位な料理はまるで植民地時代の様に思えてなりません。


贅の限りを尽くした『ただ美味しい料理』の時代は終熄し、

次の時代のあるべき料理・生き方を示す

『メッセージ性のある料理』こそが二十一世紀の料理となるでしょう。


人類は古から自然に抱かれ、共存しながら今日まで生きてきました。 

料理とは元来、各国々や地域の自然そのものであり、身近な自然の恵みを用いた

季節感や生命力のある料理こそが最も健康的で平和的な料理であると信じています。


料理に平和の想いを込めて 


備後茶量 髙田昌典 

1983.07.31 尾道市山波町生